ブラックピンク4人、個人契約はありません
YGエンターテインメント(以下YG)は6日、「ブラックピンクと慎重な議論の末、厚い信頼をもとにグループ活動に対する専属契約を締結した」と公式発表した。これと共に「ブラックピンクはYGの全幅的な支援の中で、新規アルバム発売はもちろん超大型ワールドツアーなど、彼らのグローバルな地位にふさわしい活動で全世界のファンの愛に報いるという計画」と明らかにした。
BLACKPINKの再契約のニュースにこの日、YG株価は午前1時29%まで上昇し、午後2時基準で前日比12,100ウォン(25.21%)上昇した6万100ウォンにコスダック市場で取引されている。 YGの時価総額は1日で2411億ウォン増えた1兆1264億ウォンになった。 YGの核心価値に挙げられたBLACKPINKの再契約不確実性が解消され、YGの企業価値が安定性を取り戻したわけだ。
急な火を消したYGだが、ただ楽観的だがではない。 YGはBLACKPINKの専属契約関連範囲を「グループ活動について」と限定したためだ。つまり、グループ活動でのみ専属契約の権利を持つということだ。今回の再契約では個人別契約締結は行われなかった。今回の契約に対してYGは「厚い信頼を土台」としたが、今回の事案を置いて業界では「半分再契約」という話が出てくる理由だ。 これと関連YGは「協議中」という原論的な答えを維持している。
特に、テンアジア取材によると、BLACKPINKの一部のメンバーは最後まで再契約関連の塗装を撮らず、YGの愛媛を焼いた。実際に契約満了時点から6日午前公示まで約4ヶ月が近い時間がかかった。
グループ活動はBLACKPINKの名前で行われるアルバム発売および公演活動、MD商品販売などに限定される。ここで発生する売上も相当すると期待されるが、各メンバーが個人活動を通じて創出される収益はYGと関係ない。例えば、ジェニーが広告を撮ったり、リサがソロアルバムを発売した場合、指数が演技活動を通じて受けるようになるギャランティはYGと収益を一切分けない。
さらに、今回の再契約の維持期間や収益配分率などの詳細は知られていない。通常再契約の場合、3年程度を平均で見るが、かなり長い時間交渉を経ただけに1~2年程度にとどまった可能性が高いというのが業界推測だ。しかも収益配分比率も絶対的な水準でメンバーが持っていく条件の下で調整された確率が濃厚だ。
それと共に「YGとしては収益分配比率ではなく、イメージや象徴性の面で何とかブラックピンクをつかむことが重要だったため、今回の再契約でYGは大きくため息をついたと思われる」と付け加えた。
原契約当時は確実なカシカウだったBLACKPINKが今後YGの未来をどれだけ責任を負うかは未知数だ。 BLACKPINKの場合、過去7年を見てみるとアルバム発売数と頻度が高くない。正規アルバムはたった2枚、ミニアルバムも2枚だけだ。デジタルシングルが3枚、公演実況を結んだライブアルバムも2枚にとどまる。もちろん未来を予測することは難しいが、このような戦力を考慮したとき、BLACKPINKは今後の再契約期間中にYGと多くなければ2枚、少なくとも1枚程度のアルバム発売および関連活動をすることになると推測が多い。
それにもかかわらず、YGの今回のBLACKPINKの再契約の成功は意味が大きい。巨大ファンダムを持つKポップグループブラックピンクの新しい歌と舞台を見ることができ、彼らが歴史ではなく現在進行型アーティストという希望を内包しているからだ。 YGとしても自身の最大IPであり、成果物であるBLACKPINKと一章をさらに一緒にできるようになった。
チェ・ジイェ テンアジア記者 wisdomart@tenasia.co.kr