「同調者(The Sympathizer)」は、自由ベトナムが敗亡した1970年代、アメリカに亡命したベトナム混血青年が2つの文明、2つのイデオロギーの間で体験する苦軍奮闘を扱った話。
11日に公開された予告編は、イデオロギー戦争が真っ最中だった1970年代、米国に脱出した共産主義の北ベトナムスパイが終戦後、CIAの二重スパイに包まれながら体験する混乱した姿を興味深く描いた。 「二つの血、二つの言語、二つの顔を持つ男」でどこにも属することができるが、どこにも属することができなかった周辺人として生きなければならなかった主人公の内面的葛藤が没入感のあるように表現され、作品に対する疑問を高める。
「同調者」はパク・チャンウク監督が映画「別れる決心」で第75回カンヌ映画祭監督賞を受賞した後に披露する最初の作品であり、BBC「リトルドラマーガール」に続いて2番目に演出したグローバルシリーズだ。パク・チャンウク監督は「同調者」の共同ショーランナー(co-showrunner)で総括プロデューサーとして参加し、製作、脚本、演出に至るすべての過程を陣頭指揮した。ピューリッツァー賞受賞で全世界的な話題を集めたベトナム系アメリカの作家ビエット・タン・グエン(Viet Thanh Nguyen)の同名小説を原作とする。
「同調者」は4月15日夕方8時からクパンプレイで会うことができる。
キム・ソユン テンアジア記者 seogugu@tenasia.co.kr