リアム・ギャラガーは自身のSNSをはじめ、各種チャンネルを通じて兄のノエル・ギャラガーらと共にツアーを準備している近況を伝え、ファンと交流している。彼らは先月25日、解散から15年ぶりに再結成を公式に発表した。
リアムは兄ノエルと再会し、抱擁し、共に食事をし、話をしたというエピソードや写真を公開し、過去の不和説を払拭し、ファンの期待感を刺激している。
特に、オアシスは「銃声は止まり、星々は整列した。偉大な待ち時間は終わった。見よ。来たれ。テレビでの中継はない」と述べ、ファンの心を揺さぶった。
オアシスはギャラガー兄弟を中心に1991年に結成されたバンドで、ブリットポップの隆盛期を牽引し、「第二のビートルズ」とも称されるグループである。特に、1996年に英国ネブワースパークで開催されたオアシスのコンサートは、英国人口の5%がチケットを購入しようと試みるなど、一つのアイコンとなったグループである。
しかし、彼らは2009年のパリ公演を前に不和が公式化され、その年に解散した。その後、何度か再結成の噂が立ったが、実現には至らなかった。
一方、オアシスの再結成ツアーが公式に発表されると、転売チケット問題も浮上している。チケットの公式価格は1枚あたり73~506ポンド(約13万~89万円)程度だが、チケットオープンと同時に完売し、その後916~4519ポンド(約161万~795万円)で転売されている。これに対し、英国政府も調査と制裁に乗り出している。
これに対し、オアシスは声明を通じて「事前販売が開始されて以来、チケットの再販売試みが発見された」と述べ、「公演チケットは『チケットマスター』と『トウィケット』を通じて額面価格でのみ再販売でき、許可されていない再販売プラットフォームを通じて取引されたチケットは無効となる可能性がある」と発表した。
チェ・ジエ テンアジア記者 wisdomart@tenasia.co.kr