韓国ディアスポラの新たな名作『ハワイ恋歌』、10月30日全国公開
『千万俳優』イェ・スジョンが声で熱演したヒストリーミュージックフィルム『ハワイ恋歌』が、未知の海外に旅立った韓国人たちの物語を描いた映画『ミナリ』、ドラマ『パチンコ』の後を継ぐ傑作として映画ファンの期待を集めている。 『ハワイ恋歌』、しぶとくダイナミックで美しい...誰も知らなかった愛の物語がやってくる！ 全世界を魅了した『ミナリ』、『パチンコ』が良かったなら？次は『信頼の俳優』イェ・スジョンの『ハワイ恋歌』！ 121年のハワイ移民の歴史をワールドクラスのアーティストたちの美しい演奏と共に聞かせる感性音楽映画『ハワイ恋歌』は、全3つのエピソードで構成され、俳優イェ・スジョンはその中の第二話『おばあさんの銅器』の主人公『イム・オクスン』の視点でナレーションを通じて物語を展開する。イム・オクスンは1912年、17歳で『写真花嫁』としてハワイに嫁ぎ、10人の子供を育てた実在の人物である。『おばあさんの銅器』エピソードの脚本はイム・オクスンの孫であるゲリー・パク（ハワイ大学英文学科教授）が直接担当し、真実味を加えている。ゲリー・パク作家は祖母に対する記憶を基に、強そうでありながらも繊細な女性であったイム・オクスンを脚本の中で生き生きと描き出した。 これまで韓国人の移民史を扱った作品は多くあった。その中でも映画『ミナリ』が世界的な好評を受け、韓国の観客の記憶にも深い印象を残した。『ミナリ』は1980年代、アメリカ・アーカンソーに移住した韓国系アメリカ人家族が田舎の農場を作る物語を描いた。 『パチンコ』は日本統治時代の朝鮮人の生活と日本・アメリカ移民者に関する物語を4世代にわたって伝えるドラマである。同名の原作小説もまた全世界の称賛を集め、2022年のシーズン1の成功後、昨年公開されたシーズン2も好評を博した。 イム・オクスンをはじめ、121年前に『ポワ』と呼ばれた未知の地ハワイに旅立った韓国人たちの旅路と、彼らが遠く離れた地でも止まらなかった故国への愛の物語を描いた『ハワイ恋歌』は、『ミナリ』と『パチンコ』の余韻を引き継ぐにふさわしい作品とされている。『ヒストリーミュージックフィルム』という新しいジャンル名のように、グラミー賞受賞アーティストであるヴィオリストのリチャード・ヨンジェ・オニール、世界的なヴァイオリニストのキム・ジヨン、ハワイの伝説的なギタリストのケオラ・ビーマー、ハワイ交響楽団のコンサートマスターのイグナス・チャン、名高いワールドクラスのソプラノのチョ・スミまで参加し、『耳が喜ぶタイムスリップ』を提供する。 私たちが知らなかった美しい愛の物語を描いた『ハワイ恋歌』は、アメリカ公共放送PBSで「歴史と音楽が絶妙に調和した幻想曲…映画以上の映画！」という絶賛の推薦を受けた。また、マイケル・ウォン（ジャーナリスト、元ラジオコリア制作本部長）は「『ミナリ』、『パチンコ』に続くコリアンディアスポラの新しいジャンル開拓！」と好評した。 121年前、未知の島ハワイに旅立った人々の生活を美しい音楽とストーリーで照らした『ハワイ恋歌』は、10月30日、全国のCGVで国内観客に会う。