KCMは16日午後、「ソンア、これまで本当にお疲れ様。今はゆっくり休んで。忘れないよ。後でまた一緒にステージで歌おう」と書き、故人の遺骨が安置された納骨堂の写真を公開した。KCMはフィソンの埋葬地まで同行したことが確認された。
KCMは当初、故フィソンと15日に合同バラードコンサートを開く予定だったが、突然の訃報によりコンサートを中止した。故フィソンの弔問に最初に訪れるなど、故人への愛情が大きかったと伝えられている。
チェ氏は、故フィソンが家では無口で、親しみを見せない人だったと振り返った。しかし、メッセージでは親しみのある言葉をよく送っていたとし、芸能界の同僚たちも故人について「本当に温かくて優しい人」と語っていたという。
ただし、チェ氏は故人には避けられない精神的な困難と孤独があったと打ち明けた。「兄は非常に優しく温かい人だったが、常に孤独で寂しく、辛そうだった。その理由を家族も知りたかった。非常に努力を重ね、本当に助けたかった」と述べ、「それは本当に他人の努力ではどうにもならない部分があったようだ。それは兄を責めることもできず、家族やファンを責めることもできない。本当にどうしようもない部分があることを認めなければならない」と悲しみを抑えた。
続けて「兄を診療してくださった精神科の院長先生が弔問に来られ、『こうなって残念です』とおっしゃった。非常に多くの努力をされた。しかし、病というものはそうだ。人間の力でもどうしようもない部分がある」とし、「努力で全てが解決できるなら、それは人間の人生ではないと思う。だから皆さんもあまり自責しないでほしい」と慰めた。
チェ氏は「兄の肉体は止まったが、音楽と歌は残るだろう。私たちが遺影の中の兄よりも年を取っても、兄の歌はずっと残るだろう」とし、「兄の歌はいつでも聴ける。どうにかして私が皆さんよりも兄を長く生かすから、あまり悲しまないでほしい」と語った。
チェ・ジイェ テンアジア記者 wisdomart@tenasia.co.kr