韓国の人気ガールズグループ、ニュージンズ(NewJeans)が法廷の仮処分決定に対して異議を申し立てた。ソウル中央地裁民事合議50部(裁判長:キム・サンフン首席部長判事)は9日午後、ニュージンズのメンバー5人が提起した異議申請の審問を非公開で行う予定である。
ニュージンズは、アドア(ADOR)が提起した「企画会社の地位保全および広告契約締結禁止」の仮処分申請を法廷が認めたことに不服を申し立てた。今回の審問で、ニュージンズ側の主張を裏付ける新たな証拠が出るかどうかが注目されている。
ソウル中央地方法院民事50部(首席部長判事:キム・サンフン)は、アドアがニュージンズのメンバーを相手に提起した「企画会社の地位保全および広告契約締結等禁止仮処分」事件で、先月21日に全て認める決定を下した。ニュージンズは昨年11月にアドアとの契約が解除されたと主張し、独自活動を予告していたが、今回の法廷の決定で制約を受けることとなった。
ニュージンズのメンバー5人は法廷の仮処分決定に不服を申し立て、決定が出るや否や法廷に異議申請書を提出した。その後、彼女たちは海外メディアのインタビューを通じて「私たちの行動は正当だ」と主張している。先月22日、アメリカの週刊誌『タイム』(TIME)とのインタビューでは「(法廷の決定は)失望だ。韓国が私たちを革命家にしたいようだ」と述べ、26日にはBBC News Koreaの公式YouTubeチャンネルを通じて「ミン・ヒジン背後説」を否定した。
ニュージンズは先月23日、香港の『コンプレックスコン』のステージで「活動暫定中断」を宣言し、表舞台から姿を消している。その後、ニュージンズは自称NJZというチーム名で開設されていたSNSチャンネルを削除した。そしてNJZの代わりに各メンバーの名前を取った『ミン・ハ・ダ・ヘ・ヘ』のイニシャル名MHDHHに変更した。5人のメンバーの10人の親を主張するPRチャンネルも名前をMHDHHに変更した。