ニュージンズ、裁判所の独自活動禁止判定に異議申請棄却
韓国のガールズグループ、ニュージンズ(NewJeans)の5人のメンバーが、裁判所の独自活動禁止判定に対して提出した異議申請が棄却されました。これは、先に下された決定が正当であるという判断です。

ソウル中央地裁民事合議50部(キム・サンフン首席部長判事)は16日、ニュージンズのメンバーたちの仮処分異議申請について、「債務者たちが異議申請を通じて繰り返し強調している主張と証明資料を考慮して記録を見ても、この事件の仮処分決定は正当であると判断される」として、仮処分異議申請を棄却しました。

ニュージンズは先月21日、アドア(ADOR)がニュージンズを相手に出した「企画会社地位保全及び広告契約締結等禁止」仮処分申請が全て認められたことに不服を申し立て、控訴しました。ニュージンズのメンバーたちは認容決定直後に裁判所に異議申請を出しましたが、裁判所は再び仮処分認容が正当であると再確認しました。

一方、ニュージンズのメンバーたちはアドアとの専属契約の効力を認めていませんが、状況は彼らに不利に進んでいます。先月21日、ソウル中央地裁民事50部(首席部長判事キム・サンフン)はアドアがニュージンズのメンバーたちを相手に提起した「企画会社地位保全及び広告契約締結等禁止仮処分」事件で全て認容決定を下しました。ニュージンズは昨年11月、アドアとの契約が解除されたと主張し、独自活動を予告しましたが、今回の裁判所の決定で制止されました。ニュージンズの5人のメンバーは裁判所の仮処分決定に不服を申し立て、裁判所に異議申請書を提出しました。

ニュージンズは先月23日、香港の「コンプレックスコン」ステージで「活動暫定中断」を宣言し、表舞台から姿を消しています。その後、ニュージンズは自称NJZというチーム名で開設されていたSNSチャンネルを削除しました。そして、NJZの代わりに各メンバーの名前を取った「ミン・ハ・ダ・ヘ・ヘ」のイニシャル名mhdhhに変更しました。5人のメンバーの10人の親を主張するPRチャンネルも名前をmhdhhに変更しました。

これに対し、多くの世論はニュージンズが法と契約の枠を超えようとする行動に背を向けているようです。弁護士たちも様々なチャンネルを通じて、ニュージンズがアドアとコミュニケーションを通じて法的な合意点を見つけることを強く勧めています。