俳優アン・ヒョソプ（An Hyo Seop）がNetflixのグローバルアニメーション映画『KPop Demon Hunters』のボイスアーティストとして参加することが決定しました。
『KPop Demon Hunters』は、世界的に人気のあるK-POPガールグループのメンバーたちが、ステージの外では悪魔を狩るという二重の世界を背景にしたハイブリッドアクションミュージカルアニメーションです。
華やかなステージと深い感情の叙事、超自然的なスリルが調和するこの作品は、現代の不安定なアイデンティティと感情のバランスをK-POPという文化コードを通じて解き明かす感性中心のコンテンツであり、K-POPがもはやジャンルではなく、世界コンテンツの「構造」を設計する中心要素となったことを示す象徴的な事例として認められています。
アン・ヒョソプは今回の作品でボーイグループのリーダーであり、強烈で魅惑的な男性主人公ジヌ（Jin Woo）の声を担当します。カナダ国籍のアン・ヒョソプは、すべてのセリフを英語でこなします。彼はK-俳優としての新しい存在感を示す予定です。
『KPop Demon Hunters』は、『スパイダーマン: スパイダーバース』などのグローバルヒット作を手掛けたソニー・ピクチャーズ・アニメーションが制作に参加したNetflix映画で、演出には韓国系監督のマギー・カン（Maggie Kang）と『ウィッシュ・ドラゴン』のクリス・アッペルハンス（Chris Appelhans）が参加しています。
特にアジア系クリエイター、韓国俳優、K-POPという文化的資産がグローバル大衆文化の中心に立つこの転換点で、この作品は「K-コンテンツの世界化」ではなく、「世界コンテンツのK化（K-culturalization）」を示すという評価とともに、意義あるプロジェクトとして注目されています。
『KPop Demon Hunters』は、6月20日にNetflixを通じて世界190カ国以上で同時公開される予定です。
アン・ヒョソプは映画『全知的読者視点』で主人公キム・ドクジャ（Kim Dok Ja）役を務め、最近撮影を終えたばかりで、該当作品は7月に公開を控えています。
リュ・イェジ（Ryu Ye Ji） テンアジア記者 ryuperstar@tenasia.co.kr