K-STARS
ク・ジュニョプ、妻シュー・シー・ユエンの遺骨を抱いて台湾に到着

自由時報など台湾メディアは6日、「ク・ジュニョプがシュー・シー・ユエンの母親など家族と共に前日、日本の羽田空港を出発した小型チャーター機で同日午後3時頃、台湾北部の台北松山空港に到着した」と報じた。
報道によると、ビジネス専用機運営会社VistaJetのチャーター機から降りたク・ジュニョプは帽子とマスクで顔を最大限に隠していたが、目には悲しみが溢れていたという。ク・ジュニョプはシュー・シー・ユエンの遺骨が入ったピンク色の骨壷を抱いて車に乗り込む過程で、集まった取材陣を見て周囲の知人に「妻が驚かないように傘で隠してほしい」と頼んだと伝えられている。
現地メディアによれば、シュー・シー・ユエンの骨壷は北部新北市三芝地区のある追悼公園に安置される予定だ。台湾現地で別れの式が行われると予想されていたが、ク・ジュニョプと遺族は故人の最後が静かであることを望む気持ちから、特別な行事を行わないことに決めた。
シュー・シー・ユエンは春節を迎え家族と共に日本旅行をしている最中、インフルエンザによる急性肺炎で2日に亡くなった。シュー・シー・ユエンは日本で火葬の葬儀を行った。
ク・ジュニョプとシュー・シー・ユエンは映画のようなラブストーリーの中で、来る3月8日に結婚3周年を迎える予定であり、さらに悲しみを誘っている。ク・ジュニョプはクローンとして活動していた1998年に台湾で縁を結んだシュー・シー・ユエンと約1年間交際したが、様々な状況のために結局別れた。シュー・シー・ユエンは2011年、中国の財閥2世であり実業家のワン・シャオフェイ(汪小菲、42)と結婚し、1男1女をもうけたが、結婚10年目の2021年11月に離婚した。

シュー・シー・ユエンの妹シュー・シー・ジェ(徐熙娣、46)は「春節期間、日本家族旅行中に最も愛らしく親切な姉シュー・シー・ユエンがインフルエンザによる肺炎で私たちの元を去ってしまった」と訃報を伝えた。続けて「今回の人生で彼女の妹として共にできたことに感謝し、お互いを大切にし頼りにしていた時間を大切にしたい」とし、「姉さん、安らかに眠ってください。永遠に愛しています」と述べた。この声明は現在、姉妹の活動を記録した共同Instagramアカウントにも掲載されている。
シュー・シー・ユエンは1994年、妹シュー・シー・ジェと共にグループ『SOS』でデビューし、その後所属事務所との紛争を経て『ASOS』に改名して活動した。特に、2001年台湾版『花より男子』である『流星花園』でヒロイン『サンツァイ』役を務め、国内ファンに名前を知られた。この他に『千年幽魂』(2003)、『戦国無双』(2007)などに出演し、女優としてのキャリアを積んだ。
チェ・ジイェ テンアジア記者 wisdomart@tenasia.co.kr