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故フィソンの遺族、弔慰金を全額寄付へ

フィソンの弟は17日、「先週末の葬儀期間中、多くの同僚やファンの方々が訪れ、兄の最後の道を寂しさなく満たしてくれました」と述べ、「私たち家族もそれに見合った礼を尽くそうと努力しましたが、不足していた部分があれば寛大にご理解いただければ幸いです」と伝えました。
さらに彼は「兄の音楽を通じて幸せを感じ、人生の力を得たという言葉に私も多くの慰めを受けました。また、非常に悲しみ、哀悼する方々を見て、誰かをこれほど熱烈に好きになれるという事実が羨ましくもありました」と付け加えました。
遺族側は「簡単に克服できなかった多くの否定的な感情や予期せぬ苦痛な状況で多くの苦労をしましたが、兄は歌に対する情熱を守り、美しい音楽を作るための努力を止めませんでした」と述べ、「このような時間を通じて世に出た兄の作品が今後も永遠に忘れられないことを願い、家族が守っていきます」としました。
そして彼は「今回の葬儀期間中にいただいた弔慰金はすべて、歌手フィソンの名前で社会に良い影響を与える場所に使用したい」とし、「改めて兄を覚えてくださり、訪れてくださった方々に深く感謝の意を表します」と締めくくりました。
先立って、故フィソンはソウル広津区のあるアパートで10日午後6時29分に亡くなっているのが発見されました。国立科学捜査研究院は12日に1次解剖を行い、解剖結果は死因不明と発表しました。精密検査の結果は約2週間後に出る見通しです。