故ウィソンの弟、葬儀後に感謝の言葉を伝える
故ウィソンの弟、葬儀後に感謝の言葉を伝える
故ウィソン(本名 チェ・ウィソン)の弟が葬儀を終え、弔問客に感謝の言葉を伝えました。

ウィソンの弟、チェ氏は19日、「お忙しい中、直接お越しいただき、また遠くからでも花輪を通じて哀悼の意を伝えてくださった業界関係者の皆様と同僚の皆様に深く感謝申し上げます」と述べました。

彼は「葬儀場を埋め尽くした花輪と絶え間なく訪れてくださった皆様を見て、兄が明るく輝くことができたのは、周りの皆様のおかげであることを知りました」とし、「改めて心から感謝いたします」と語りました。

チェ氏は兄を記憶してほしいとし、「兄と共に仕事をしてきた中で良い思い出が多いと思いますが、もし悪い思い出があったとしても、今は薄れていってほしいです。そして、チェ・ウィソンという人、ウィソンという素晴らしい歌手を長く記憶していただきたいです」とお願いしました。

彼はまた、「兄は今、安らかに永眠に入りました。歌手になってから常にひどい不眠症に苦しんでいましたが、幸いにも私が見た兄の最後の姿は非常に安らかに深く眠っている姿でした」と伝えました。

さらにチェ氏は「もう悲しまないで、兄を心の中でしっかりと送り出してほしいです。兄の大切な音楽が世の中から消えないように、機会があるたびに取り出して聴いていただければ、私たち家族にとって大きな慰めになると思います」と述べました。

彼は最後に「兄が遠くへ行く道を共に見送ってくださり、心から感謝いたします。これからの皆様のすべてのことに平安と幸せが満ちることを願っています」と感謝の意を伝えました。

一方、ウィソンは10日、ソウル広津区の自宅で心停止状態で発見され、享年43歳でこの世を去りました。警察の調査結果、外部侵入の痕跡や犯罪の疑いは発見されませんでした。国立科学捜査研究院の解剖結果、死因は「不明」と判明しました。精密検査の結果が出るまでには約2週間かかると予想されています。

故人の出棺は16日、ソウル江南区一院洞のソウル三星病院葬儀場で厳かに行われました。故人の遺骨は京畿道抱川の光陵追慕公園に安置されました。