K-MOVIE
女優ソ・ジュヒョン、20年のキャリアを振り返り新たな決意を語る

23日、ソウル鍾路区に位置するカフェで映画『聖なる夜: デーモンハンターズ』のソ・ジュヒョン(シャロン役)とのインタビューが行われた。この日、ソ・ジュヒョンは暖かくなった春の天気に合わせて爽やかなツイードジャケットを着て取材陣を迎えた。
『聖なる夜: デーモンハンターズ』は、悪を崇拝する集団によって混乱に陥った都市で、特別な能力を持つ闇の解決者「聖なる夜」チームのバウ(マ・ドンソク)、シャロン(ソ・ジュヒョン)、キム・グン(イ・ダウィ)が悪の集団を討伐するオカルトアクション映画である。ソ・ジュヒョンは劇中でどんな悪魔でも退魔できる強力な退魔師「シャロン」役を演じた。
ソ・ジュヒョンは2007年にグループ少女時代でデビューした。芸能界に足を踏み入れてからすでにほぼ20年が経過した。その間、ソ・ジュヒョンは噂やスキャンダル一つなく、誠実に芸能界生活を送ってきたことで有名である。「正しい生活のアイコン」「黄金の末っ子」などの修飾語を得て活発に活動中である。
彼女は「正しい生活に対する強迫観念があるわけではない。職業の特性上、責任感を非常に持たなければならない。10代の頃からこの仕事を始め、一挙手一投足がすべて注目されると思っていた。私の一言や行動、服装などすべてが話題になる。個人的な欲よりも仕事に対することが最優先だった。そうして生きてきたことを後悔しておらず、むしろよかったと思う。厳しいルールの中で自分を閉じ込めていた。私の人生は少女時代だけで、ソ・ジュヒョンの人生は諦めた。だからこそ論争もなかったのではないかと思う。不幸ではなかった」と語った。
さらに「30代になってからは心の余裕がかなりできた。特別なきっかけがあったわけではない。自分なりの価値観が明確になり、自信もついた。今ではバランスをある程度取ろうとしている。あまりにも仕事ばかり考えてはいけないと思った。以前は両親の誕生日よりも撮影が優先だった。競走馬のように前だけを見て生きてきたが、最近は視野が広がった。ささやかな幸せでも享受しながら生きていこうという気持ちだ」と付け加えた。
『聖なる夜: デーモンハンターズ』は今月30日に公開される。
リュ・イェジ テンアジア記者 ryuperstar@tenasia.co.kr