K-DRAMA
体格育てたイ・ジュノ、3週連続話題性よりも輝くスーツディテール

イ・ジュノは現在放映中のJTBCトイルドラマ「キングダーランド」で魔性の魅力を持つ新入本部長救援役として熱演中だ。彼は毎回多彩なスーツファッションを披露し、雪の湖を呼んでいる。
特に徐々に愛に目を向けるキャラクターの心理変化に合わせて衣装のディテールも少しずつ変奏している中で1回から10回までイ・ジュンホ票救援本部長のスーツファッションを電撃分析してみた。
キングホテルに入る前の救いは、加飾的な笑いを軽蔑する荒くて冷たい性格の所有者だった。このような救いの性格を示すように、序盤の衣装は白いシャツと対比される暗いトーンのベストとジャケットそしてネクタイを合わせて冷たい雰囲気を最大化した。アクセサリーを最小限に抑え、ママの思い出が詰まった懐中時計をマッチし、内面に浸食された傷を見せる。
無彩色の饗宴だった救いのスタイリングは、天愛(イム・ユナ役)に会った後、徐々にカラフルに変わり始めた。同じブラックのスーツだが、明るい色のネクタイを合わせてやわらかい感じを与えている。これと共に涼しいムードの白、青ではなくピンクと黄色など多彩な色感のシャツは心を開いていく救いキャラクターの色々な感情を見せる楽しみを加えた。
またイ・ジュノは救いキャラクターの個性を象徴するアクセサリーで人物の魅力を極大化している。単調なグレーパターンのスーツにはカラピンでポイントを与えて洗練美を吹き込んだ。特に劇序盤部とは異なり、人物の感情が深まるほど多様な要素を活用し、恋に落ちた救いキャラクターの変化を表現している。
スーツファッションの定石と呼ばれるほどイ・ジュノは色々な色感とパターンのスーツでジェントルさとセクシー美を同時に吹き出している。ここには「言葉や行動がなくてもキャラクターの雰囲気を示すにはスーツの外に身体の着心地が見えてほしい」というイ・ジュノの努力が溶けていた。前作ドラマ「服袖の赤い端」では箸まで練習するほど配役に本気だったイ・ジュノが今回はキャラクターを表現するために体格を育てた。
体格から衣装、小さなディテール一つまで見逃さないイ・ジュノの繊細さが、救いキャラクターをより豊かに満たしている。これにスーツごとに微妙な違いを置いてキャラクターの感情線を内外に表わしているディテールキングイ・ジュノが今後どのようなスタイリングで視聴者たちの目を楽しくするか期待を集める。
カン・ミンギョン テンアジア記者 kkk39@tenasia.co.kr