K-DRAMA
240億ディズニー+「支配種」の虚しい退場
《テユナのリスニングボード》
240億大作「支配種」終映、興行失敗
ソン・ガンホ初のドラマ「サムシクおじさん」、400億製作費投入
240億大作「支配種」終映、興行失敗
ソン・ガンホ初のドラマ「サムシクおじさん」、400億製作費投入

太鼓や天アジア記者が現場で聞いてみた事実をもとにドラマの面をしっかり潰します。数々のチャンネルで注がれるドラマ洪水時代に読者の目と耳になります。
製作費240億を注いだ「支配種」が虚しく幕を下ろした。人工培養肉をめぐる葛藤、テロ犯や内部スパイの実体など数多くのお餅を振りかけて、いずれか一つ正しく回収できなかった。シーズン2制作の可能性は希薄だが、主人公の生死すら明確ではないエンディングはあまりにも不親切だった。巨大な資金をかけても完成度が落ちるため、400億台を注いだ「三食が叔父」さえ期待感が落ちている。貧弱なコンテンツに古典を免れないディズニープラス(ディズニー+)の現住所だ。

昨年'ムービング'の大ヒット興行以後伸びを上げたディズニー+だが、その勢いはいくら行けなかった。 'ムービング'以後、このような国内コンテンツを披露できず、月利用料まで上げながら利用者の離脱を呼んできた。

状況がこのように見えると'支配種'後続公開作である'三食がおじさん'に対する憂慮も大きい。来る15日公開される'三食がおじさん'はソン・ガンホのデビュー35年ぶり初ドラマ作品という点で話題を集めた。 1960年代の時代劇は「サムシクの叔父」は戦争中も一日三食を必ず食べるというサムシクの叔父(ソン・ガンホ)とみんながよく食べてよく暮らす国を作ろうとしたエリート青年キム・サン(ビョンヨハン)が混沌の時代の中一緒に夢を見てという話を描く。

ディズニー+は代表OTTの中でも広報に最も脆弱な姿を見せた。作品公開前制作発表会のような必須の日程だけ進めるだけで、公開以降は作品の広報に無神経だ。 Netflixのように一度に公開されるのではなく、1週間に2本ずつ公開される形式を維持しながらも、次の怒りが待たれるようにするいかなる広報もない。記事、コンテンツがないので作品の公開可否もわからない場合も多い。 「三食が叔父」に懸念が続く理由だ。
製作費は増えながらマーケティングには消極的で、利用料は上げながら減る利用者に対する悩みはない。このような状況に第2の「ムービング」が出てくることを期待するのは奇跡を望むことだけだ。ディズニー+の悩みが深まるべき時だ。
テユナ・テンアジア記者 youyou@tenasia.co.kr